スピーカーコード 初級

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スピーカーコードは、アンプとスピーカーをつなぐ大切なケーブルです。
スピーカーコードを交換する際のポイントは、左右を同じ長さで揃えることと、出来るだけ短くすることです。
この出来るだけ短くすることが、スピーカーコードを上手に利用するポイントともいえるのです。

効果を実感したければ、製品についてきたコードを短く切り詰めるだけでも、音質は向上します。
(スピーカーによっては、スピーカーコードを交換できないこともあるので、事前にしっかり確認しましょう)

スピーカーケーブルを交換する場合、コードの長さを切り詰めることが使いこなしのポイントになります。
スピーカーの配置によってコードの長さが大きく異なるので、30m巻きのような長いコードを自分で切り出した方が、長さを決めやすくなるのです。

使用の際は、スピーカーコードはニッパーなどで必要な長さにカットし、被覆(透明部分)はカッターナイフなどで慎重に剥きましょう。
ワイヤーストリッパーを使う場合は、芯材を傷つける場合もあるので、慎重に使います。


接続方法は、まずスピーカー端子を確認して、

ワンタッチ端子 写真

上記の端子であれば、スピーカーコードの銅線部分を全て穴に差し込み、レバーを操作すれば完了です。


ネジ式端子 写真

上記の端子であれば、スピーカーコードの銅線部分を下図の位置に置いてネジを締めます。

ネジ式端子 操作図

ネジの左側に銅線を置くと上手くネジ止めできます。


スピーカーコードで お勧めの製品は、
  デノンのスピーカーコード  AK−1000/30  /30 の部分がコードの長さを示します
です。

オーディオ信号を忠実に伝送するため、OFC線材を採用した堅実な作りが魅力です。
厳選された透明被覆を採用し、1ランク上の製品に仕立てたベーシックタイプのスピーカーケーブルです。

スピーカーコードは端子廻りが空気に接している為に、線材がだんだん酸化して、劣化していきやすい製品です。
そこで、コストパフォーマンスの高い製品を、5年程度毎に交換してコードの新しさを保つことが使いこなしもポイントなのです 。

また、使用しているスピーカーがバイワイヤリングという接続が可能なら、コードを2本使用して接続すればより高音質を得ることが出来ます。


     
30M              50M

スピーカーによっては交換が出来なかったり、特殊な金物を必要とする場合が稀にあります。
またアンプとスピーカーがセットになっている製品も交換できないことが多いようです。
このような場合は、交換をあきらめるか、使用しているメーカーのアクセサリーを調べて、交換用のスピーカーコードや金物を探し、あればそれを利用しましょう。

                                                     2009年1月1日作成

    

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