マルチチャンネルアンプ機器の中で、私が気になる製品を紹介します。
ローコストアンプでもポイントは、ドルビーTrueHDとDTS−HDマスターオーディオに対応している点です。
ブルーレイディスクの再生を中心に考えると、この新しいサラウンド方式に対応することが必須といえるのです。
アンプは7.1ch対応の、7チャンネルアンプが欲しいところです。
スピーカー端子はワンタッチ式ではなく、確実にしっかり接続できるネジ式が基本でしょう。
そこでローコストアンプでのお勧めは オンキョーのTX−NR616 です。
この価格帯では圧倒的なコストパフォーマンスで、最新サラウンド規格に対応して既に6代目です。
ナットワーク機能を補強、オプションで無線LANにも対応します。
7ch対応のスピーカー端子もしっかりしています。
TX−NR616のHDMI端子はver1.4aの最新版で世界基準THX Select2 Plus準拠など、最新の3Dブルーディスクに完全対応している点も大きなポイントです。
加えて3D映像伝送やARCに対応、ビデオのアップコンバージョンも4K対応(3840×2160ピクセル)です。
しっかりした作りに加えて最新機能を搭載、入門モデルながら長く使えるコストパフォーマンスを備えているところがオンキョーのTX−NR616を勧めるポイントなのです。
オンキョー TX−NR616 | |
特徴 国内の数々の有力アワードを受賞してきた600シリーズをリファイン ネットワークで共有しているHDDやPC内の音楽再生やMP3tunesにも対応 同時出力が可能なHDMI出力を2系統装備 高級Hi-Fiアンプにも用いられる3段インバーテッドダーリントン回路や、大型電源トランスなどを搭載 ドルビープロロジックⅡz、Audyssey DSXによる上下方向にも広がるより豊かな臨場感を実現する7.1ch再生対応 ドルビーTrue HD、DTS-HDマスターオーディオなど多彩なサラウンドフォーマットに対応 高精度にサラウンド信号を処理する32bit DSPデバイス 音質面で信頼性の高いT I バーブラウン192kHz/24bit DACデバイス 音声信号を入力信号のまま出力するDIRECTモード プリアンプとしても使用できる7chプリアウト端子 極太ケーブルやバナナプラグとの接続も可能なスピーカー出力端子 よりゆとりのある重低音再生を可能にした2系統サブウーファープリアウト端子 バイワイヤリング対応スピーカーとのバイアンプ接続に対応 小音量時にサラウンド効果を高めるAudyssey DynamicEQ フロントスピーカーだけでサラウンド再生が可能なバーチャルサラウンド機能Theater-Dimensional 小音量再生時でも聴き取りやすいよう音量幅を調整するレイトナイト機能(ドルビーデジタル、ドルビーデジタルプラス、ドルビーTrueHD時のみ) サブウーファー非使用時などダウンミックス再生時の音質劣化を防ぐノンスケーリング・コンフィグレーションTV番組途中のCM放送時などに生じる音量差を瞬時に自動感知して音量調整するAudyssey Dynamic Volume アンプの追加により最大3部屋で異なる音楽を同時に楽しめるマルチルーム対応 40局プリセット対応FM/AMチューナー |
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希望小売価格 | ¥84,000円 |
定格出力 (6オーム、20kHz-20kHz、THD0.08%以下) | 各チャンネル130W(1ch駆動時) |
全高調波歪率 | 0.08%(20Hz〜20kHzハーフパワー) |
ダンピングファクター | 60(Front、1kHz、8Ω) |
周波数特性 | 5Hz〜100kHz(+1dB、-3dB、DSPバイパス) |
SN比 | 106dB(LINE、IHF-A) |
スピーカー適応インピーダンス | 4〜16Ωまたは6〜16Ω |
コンポーネント映像周波数特性 | 5Hz〜100MHz/+0dB、−3dB |
映像入/出力端子 | HDMI端子:8/2(Ver1.4a) コンポーネント端子:1/1 コンポジット端子:5/1 |
音声入/出力端子 | アナログ:6/2 7chプリアウト:1、サブウーファープリアウト:2 光デジタル入力端子:2 同軸デジタル入力端子:2 |
スピーカー出力端子 | 7(バナナプラグ対応) |
その他の端子 | ヘッドホン端子:1 LAN端子:1 USB端子:2 RI端子:1 他 |
最大外形寸法 | 幅43.5cm 高さ17.35cm 奥行32.8cm |
質量 | 11.0kg |
消費電力/待機時消費電力 | 500W/0.1W |
パワー違いの兄弟機
TX-NR717 TX-NR515
2012年06月23日作成