マルチチャンネルアンプ機器の中で、私が気になる製品を紹介します。
ローコストアンプでもポイントは、ドルビーTrueHDとDTS−HDマスターオーディオに対応している点です。
ブルーレイディスクの再生を中心に考えると、この新しいサラウンド方式に対応することが必須といえるのです。
アンプは5.1ch対応の5チャンネルアンプが、コストを考えると妥当でしょう。
スピーカー端子はワンタッチ式ではなく、確実にしっかり接続できるネジ式が欲しいところです。
そこでローコストアンプでのお勧めは デノンのAVR−X1000 です。
この価格帯では圧倒的なコストパフォーマンスで、最新サラウンド規格に対応しています。
5ch対応のスピーカー端子も、接続しやすい配置でしっかりした物を装備しています。
アンプも新型オペアンプ採用など、ローコストアンプといえども手抜きがありません。
AVR−X1000はスマートで品が良いデザインも特徴で、セレクタノブも備わり操作性が向上しています。
ネットワーク機能やUSB端子装備で、最新の音楽トレンドにもしっかり対応。
自動で音響を調整する音響補正技術搭載で、部屋にあわせた音響にできます。
デノンのAVR−X1000は、上級機のこだわりを上手く取り入れてコストダウンした、コストパフォーマンスの高さが魅力なのです。
仕様の読み方については アンプの仕様の読み方(別窓で開きます) をご覧下さい。
デノン AVR−X1000 | |
特徴 チップ内部の構成やワイヤリングの見直しを行い、新型オペアンプの採用などデジタルオーディオ回路のブラッシュアップ 192kHz/24bit新型D/Aコンバーター採用 ハイパフォーマンスオーディオコンデンサー採用 ミニマムシグナルパス&ダイレクトメカニカルコンストラクション カラーリングにより分かりやすく識別されたスピーカーターミナル Audyssey MultEQ XT -自動でスピーカー設定とルーム音響特性を最適化 DENON Remote APPは、iPhone/Android スマートフォンでコントロール ネットワーク - HD(192kHz/24bit)音源再生、ギャップレス再生、AirPlay、インターネットラジオ対応 Dolby TrueHD、DTS-HD Master Audio 対応 深夜の視聴などに便利な「Audyssey Dynamic Volume」 小さな音量でも臨場感を損なわない「Audyssey Dynamic EQ」 圧縮音源を原音に近い状態に復元する「コンプレストオーディオリストアラー」 3D 映像伝送やオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応した最新HDMI 端子 主要テレビメーカー7 社に対応したHDMI コントロール機能 FM ラジオチューナー |
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希望小売価格 | ¥55,650円 |
定格出力 (8Ω、20Hz-20kHz、THD0.08%) | フロント80W+80W、センター80W、サラウンド80W+80W |
周波数特性 | 10Hz〜100kHz(+1,-3dB、ダイレクトモード時) |
入/出力端子 | HDMI端子 / 入力5(フロント ×1)、出力1(3D、ARC、DeepColor、x.v.Color、Auto Lip Sync、HDMI CECコントロール対応) アナログ映像入力×2、アナログ映像モニター出力×1 アナログ音声入力×2、光デジタル入力×2、SWプリアウト×1 Network(Ethernet)×1、iPod/USB端子×1、ヘッドホン出力×1 他 |
消費電力/待機時消費電力 | 390W/待機電力 / 0.1W(通常スタンバイ) 0.5W(CEC スタンバイ) |
最大外形寸法 | 幅43.4cm 高さ15.1cm 奥行33.0cm(フット、端子、つまみ含む) |
質量 | 8.2kg |
パワー違いの兄弟機
AVR-X2000
2013年12月28日作成