マルチチャンネルアンプ機器の中で、私が気になる製品を紹介します。
ローコストアンプでもポイントは、ドルビーTrueHDとDTS−HDマスターオーディオに対応している点です。
ブルーレイディスクの再生を中心に考えると、この新しいサラウンド方式に対応することが必須といえるのです。
アンプは5.1ch対応の5チャンネルアンプが、コストを考えると妥当でしょう。
スピーカー端子はワンタッチ式ではなく、確実にしっかり接続できるネジ式が欲しいところです。
そこでローコストアンプでのお勧めは デノンのAVR−1612 です。
この価格帯では圧倒的なコストパフォーマンスで、最新サラウンド規格に対応しています。
5ch対応のスピーカー端子もしっかりしています。
Dolby Pro Logic IIzのデコーダーも搭載しているので、アンプを別に用意すれば7.1chにもなります。
デノン AVR−1612 | |
特徴 130W(6Ω、JEITA)全5チャンネル同一クオリティーのディスクリート構成パワーアンプ 高速の整流ダイオードと大容量ブロックコンデンサーを採用した電源部を搭載 スピーカー出力端子は全チャンネルバナナプラグ対応の締付タイプ 高性能32bit処理のDSPを搭載したサラウンド回路 ミニマムシグナルパスサーキット&ダイレクトメカニカルグラウンド構造 Dolby TrueHD、DTS-HD Master Audio対応 先進のマルチチャンネルサラウンド、Dolby Pro Logic IIzプロセッサー搭載 サラウンドバックチャンネル/フロント・ハイトのプリアウト装備 コンプレスト オーディオ リストアラー機能搭載 3D映像、HDMIコントロール(CEC)もサポート 画像(HD/SD画質)に重ねて設定画面を映し出せる、日本語対応のGUI (グラフィカル・ユーザー・インターフェース) プラグイン・オートセットアップ機能搭載(Audyssey MultEQ) 音の大小をリアルタイムに調整するAudyssey Dynamic Volume iPod/iPhoneとUSBメモリーがダイレクトに接続・操作できるUSB端子(オーディオのみの再生)とiPod コントロールボタン |
|
希望小売価格 | ¥50,400円 |
定格出力 (8Ω、20Hz-20kHz、THD0.08%) | フロント75W+75W、センター75W、サラウンド75W+75W |
入力感度/インピーダンス | 200mV/47kΩ |
周波数特性 | 10Hz〜100kHz(+1,-3dB、ダイレクトモード時) |
SN比 | 98dB(JIS-A、ダイレクトモード時) |
ビデオ部周波数特性 | 標準映像端子:5Hz〜10MHz/コンポーネント映像端子:5Hz〜60MHz |
消費電力/待機時消費電力 | 360W/0.1W(スタンバイ時)、3W(CEC スタンバイ) |
最大外形寸法 | 幅43.4cm 高さ16.2cm 奥行38.2cm |
質量 | 9.2kg |
パワー違いの兄弟機
AVR-1912 AVR-3312
2011年06月25日作成