ディスプレイ機器の中で、私が気になる製品を紹介します。
無難な製品はプラズマテレビですが、ここではプロジェクションテレビである ビクターのHD−70MH700 を勧めます。
ポイントは反射型の液晶デバイスで、サイズ的にもスタンド付のプラズマテレビとほとんど変わらない面積に収まります。
使用している液晶パネルが小さいため、動きのある映像でも残像が少なく、各画素がフルカラーでRGBに分かれていないことも自然な発色のために有利となります。
プロジェクターと同じ投影方式なので、よりフィルムに近い発色が得られます。
また、プラズマや液晶テレビの60インチと同等の価格で70インチの画面が得られることもポイントの一つです。
欠点は焼付けを起こしやすいこととランプ交換が必要なことです。
しかしこれは使いこなし上の欠点で、映像再生上の欠点ではないこともホームシアター向きの機器といえます。
また、ランプ交換のコストについては、プラズマテレビの消費電力の高さによる電気代で相殺できます。
ビクターのHD−70MH700 | |
特徴 0.7インチ フルハイビジョンマイクロディスプレイデバイスD−ILA 搭載 映像知能ジェネッサ インテリジェントクリア 第四世代ナチュラルプログレッシブ 新インテリジェントガンマ 新カラークリエーション オブリコーンスピーカー マルチカードスロット |
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希望小売価格 | ¥1,260,000円 |
画面サイズ | 70V型 |
本体寸法 | 幅162.6cm 高さ116.8cm 最大奥行51.9cm |
質量 | 72kg |
消費電力/待機時消費電力 | 221W/0.5W |
画素数 | 水平1,920/垂直1,080 |
アスペクト比 | 16:9 |
スピーカー | 丸10cm×2 |
音声出力 | 10W+10W |
受信放送 | 地上デジタル、CATVパススルー対応、BSデジタル 110度CSデジタル、地上アナログ、CATV |
3次元Y/C分離回路 | 有り |
ゴーストリダクション | 第3世代ワイド |
接続端子 | HDMI端子:2 コンポーネント映像入力端子:1 D4端子:1 ビデオ端子:4 S映像端子:3 モニター出力 光デジタル音声出力 i.LINK端子:2 パソコン入力(D−sub15ピン):1 他 |
2007年10月05日更新