ホームシアターシステム機器の中で、私が気になる製品を紹介します。
ポイントはセットとしてはBDやDVDプレーヤーなどは不要で、アンプとスピーカーの組み合わせが前提です。
HDDレコーダーや内臓テレビがあるので、ホームシアターシステムに付属しているレベルのBDやDVDプレーヤーは無駄だと思えるからです。
ホームシアターシステムは、ほとんどがコンパクトサイズのスピーカーとなるので、5つのスピーカーが同じことが大切でしょう。
小さいスピーカーにチャンネルごとに大きさなどに差をつけると、音質の違いも大きくなってしまいます。
そこでお勧めなのが パイオニアのHTP−S333 です。
5chの各スピーカーが全て同じで、さらにデュアルセンター対応なので、ディスプレイの両サイドにセンタースピーカーを設置できるという大きな利点もあります。
今回のバージョンアップのポイントは、3D用HDMI端子を搭載した点です。
3D対応のテレビやBDプレーヤーなどと組み合わせることで、手軽にフル3Dを体験できます。
HTP−S333は、最新のドルビーTrueHDやDTS−HDマスターオーディオからAACまで、現在主流のサラウンド方式に対応しています。
HDMI端子も装備で、自動音場補正システムMCACCも搭載している、コンパクトながら力作なのです。
ホームシアターシステムとして 手ごろな価格とコストパフォーマンスの高さが魅力の製品といえるでしょう。
パイオニア HTP−S333 | |
特徴 HDMIの最新規格HDMI(Ver.1.4a with 3D)対応。 ドルビー TrueHDやDTS-HD マスターオーディオのロスレスサウンド、ドルビーデジタル プラスなどの最新フォーマットに対応。 地上・BSデジタル放送の5.1ch音声方式MPEG-2 AACに対応。 センタースピーカーを左右に分けて、テレビ周りをすっきり見せるデュアルセンタースピーカー採用。 サラウンド環境を自動でセッティングするフルオートタイプMCACC搭載。 デジタル処理で高品位に再生する高音質デジタルアンプ搭載。 iPodデジタル対応。 音質が飛躍的に向上するフェイズコントロール技術搭載。 FM放送が楽しめるチューナー内蔵 |
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価格 | オープン価格 |
消費電力/待機時消費電力 | 69W(電気用品安全法)/0.5W |
入出力端子 | HDMI端子:3/1 光デジタル端子:2 同軸デジタル端子:1 iPod:1 他 |
総合出力(アンプ部)(非同時駆動、JEITA) | 600 W |
FMチューナー部 | 受信周波数76.0MHz-90.0MHz、アンテナ:75 Ω不平衡型 |
フロント/センター/サラウンドスピーカー | |
型式 | 密閉式ブックシェルフ型、防磁設計 (JEITA) |
スピーカー | フルレンジ 6.6cm(コーン型) |
インピーダンス | 4オーム(センタースピーカーのみ8オーム) |
再生周波数帯域 | 82Hz〜20kHz |
サブウーファー | |
型式 | バスレフ式フロア型 |
スピーカー | ウーファー 16cm(コーン型) |
インピーダンス | 4オーム |
再生周波数帯域 | 35Hz〜1kHz |
寸法 質量 | |
レシーバーサブウーファー 外形寸法 | 幅23cm 高さ36.05cm 奥行42.25cm |
レシーバーサブウーファー 質量 | 11.0kg |
スピーカー(6個共通) 外形寸法 | 幅9.6cm 高さ9.6cm 奥行9.6cm |
スピーカー(6個共通) 質量 | 0.5kg |
2010年12月11日作成