ヤマハのHXシリーズ

--私が気になるオーディオビジュアル機器  サラウンドスピーカー部門 初級--

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私が気になるオーディオビジュアル機器 過去    やさしいホームシアターづくり


サラウンドスピーカー機器の中で、私が気になる製品を紹介します。

スピーカーの基本は作りがしっかりしていることです。
スピーカーユニットから振動板からキャビネットまで、手を抜かずに作っていることが大切なのです。

また、スーパーウーハーの性能も重要なポイントです。
ホームシアターでは専用チャンネル0.1chを割り当てられるほど大切で、他のスピーカーの数に負けない性能が必要になるからです。

そこで、お勧めのスピーカーはヤマハのHXシリーズです。
ヤマハのスピーカーは、スーパーウーハーの独自の技術を持っているのでお勧めなのです。
その中でも、ちょっと組み合わせを工夫します。
サラウンドスピーカーを組み合わせるポイントは、各チャンネルの音質を揃えることです。

スピーカーの口径やキャビネット(箱のことです)の大きさからクロスオーバー周波数(高音用スピーカーと低音用スピーカーをつなぐ音の高さ)など、可能な限り揃えたいのです。
ホームシアターの再生のみを考える場合、フロントスピーカーには低音再生能力はピュアオーディオほどは要求されません。
そこで、フロントとリアスピーカーを揃えるのです。
また、センタースピーカーは形状を合わせるのは難しいのですが、ユニットの口径とクロスオーバー周波数を合わせることを重視します。

そうなると、スピーカーの組み合わせは ヤマハのNS−2HX がセンタースピーカー以外の4本(6本)、センタースピーカーが ヤマハのNS−C5HX そしてスーパーウーハーが ヤマハのYST−SW1500 の組み合わせとなります。

これでスーパーウーハーを除いて、ユニットはウーハーが13cm、ツィーターが3cmアルミと同じになり、クロスオーバー周波数も2.5khzで統一できます。

    

ヤマハ HXシリーズ
特徴
間接音の発生を厳密にコントロールする独自のアルミダイキャスト製ウェーブガイドホーンを採用
WSD(White Spruce Diaphragm)振動板による角線エッジワイズ巻きボイスコイル採用のウーファーユニット搭載
高精度アルミドームツィーター搭載    キャビネットの角部分すべてに総三方留め構造を採用
カナダ産ハードメープル材にウレタンオープンポア塗装を施した、リアルウッド突板仕上
ヤマハ NS−2HX
希望小売価格¥31,500円
型式2ウェイ・バスレフ防磁型
ユニット13cmコーン型ウーファー、3cmドーム型ツィーター
再生周波数帯域60Hz〜50kHz(-10dB)
インピーダンス
許容入力/最大入力60W/200W
出力音圧レベル90dB/2.83V,1m
クロスオーバー周波数2.5kHz
外形寸法幅18.6cm 高さ31.8cm 奥行18.9cm
質量6.0kg
前面 
ヤマハ C5HX
希望小売価格¥39,900円
型式2ウェイ・密閉式防磁型
ユニット13cmコーン型ウーファー×2、3cmドーム型ツィーター
再生周波数帯域55Hz〜50kHz(-10dB)
インピーダンス
許容入力/最大入力100W/300W
出力音圧レベル91dB/2.83V,1m
クロスオーバー周波数2.5kHz
外形寸法幅50cm 高さ18.6cm 奥行25.7cm
(スラントブロック使用時は高さ240mm)
質量11.5kg
前面 
ヤマハ YST−SW1500
特徴
空気そのものを振動板として利用するA-YST(Advanced Yamaha Active Servo Technology)方式を採用
キャビネット底面のピラミッド型拡散板によって低音エネルギーを効率よく放射するQD-Bassテクノロジー採用
高効率パワーアンプ/ 高効率電源を採用
上下対称構造のデュアルバイアス磁気回路を採用したウーファーユニット
希望小売価格¥110,250円
型式A-YST方式
ユニット30cmデュアルバイアス・コーン型(防磁)
定格出力1kW(5Ω)
再生周波数帯域16〜160Hz(-10dB)
ハイカットフィルター40〜140Hz連続可変
消費電力185W
外形寸法幅42cm 高さ51.1cm 奥行44.8cm
質量29.0kg
前面 

このように、サラウンドスピーカーは純正の組み合わせにこだわらず、より自然なサラウンド再生が出来ることを基本に組み合わせを考えましょう。

                                                     2007年10月05日更新

    

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