ディスプレイ機器(テレビ機器)の中で、私が気になる製品を紹介します。
液晶テレビに特に要求されるのは、画面の明るさとテレビ視聴の便利さでしょう。
大きすぎない画面もポイントで、50インチを越えるサイズになるとプラズマテレビやリアプロジェクションテレビが気になってきます。
また用途的にも画質のみにこだわるより、明るいリビングなどで気楽に楽しみつつ、いざホームシアターを楽しむ際には必要なクオリティーを確保していることが重要となります。
そんな性能が要求される液晶テレビの中では ソニーのKDL−40W5000がお勧めです。
この製品のポイントは、最上級機の技術を取り入れつつ、新しい高画質機能をブラッシュアップして採用しているコストパフォーマンスの高さです。
倍速ドライブと進化したモーションフローで高画質を追求しつつ、適度に価格を抑えている点が目立ちます。
パネル自体の応答速度は より速いメーカーに劣るものの、他の高画質化回路や全体的なレベルの高さによって総合力で見ると高レベルです。
その上で十分な明るさを確保、ダブルチューナー内蔵と液晶テレビに強く要求される機能を装備しています。
ソニー KDL−40W5000 | |
特徴 ライブカラークリエーション:新しい蛍光体の開発で色再現領域を拡大。 x.v.Color対応:x.v.Color規格に対応した機器との組み合わせで、映像の広色域化を実現。 モーションフロー:ぼやけを検知し、補正するIBリダクション機能を搭載。この補正後の映像をもとに中間のコマを増やす処理を行い くっきりとした映像を再現、60i(テレビ放送)や24p(映画)の映像にも対応。 ブラビアエンジンプロ:DRC-MF v2.5を中心とした高画質エンジンで、すべての高画質化プロセスをフルデジタルかつ高精度に処理。 10bitソニーパネル:豊かな色彩で、自然なグラデーションを再現する10bitソニーパネル採用。 |
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価格 | オープン価格 |
画面サイズ | ワイド40V型 |
受信放送 | 地上デジタル、CATVパススルー対応、BSデジタル 110度CSデジタル、地上アナログ、CATV |
チューナー | デジタル放送:2/地上アナログ放送:2 |
コントラスト比 | 2200:1 |
パネル応答速度 | 8msec |
画素数 | 横1,920/縦1,080 |
画面輝度 | 500cd/m2 |
ゴーストリダクション | 有り |
実用最大出力(JEITA) | 11W+11W デジタルアンプ |
スピーカー | フルレンジ×2 |
接続端子 | HDMI端子:3 D5端子:2 ビデオ端子:3 S2映像端子:1 ビデオ出力;1 光デジタル音声出力 USB端子:1 PC入力端子:D−sub15ピン 他 |
有効画面サイズ | 幅88.6cm 高さ49.7cm 対角線101.6cm |
本体寸法(スタンド含む) | 幅99.2cm 高さ69.2cm 奥行26.5cm |
質量 | 27kg |
消費電力/待機時消費電力 | 240W/0.16W |
年間消費電力 | 231kWh/年 |
2007年12月13日作成