マルチチャンネルアンプ機器の中で、私が気になる製品を紹介します。
ローコストアンプでもポイントは、ドルビーTrueHDとDTS−HDマスターオーディオに対応している点です。
ブルーレイディスクの再生を中心に考えると、この新しいサラウンド方式に対応することが必須といえるのです。
アンプは7.1ch対応の、7チャンネルアンプが欲しいところです。
スピーカー端子はワンタッチ式ではなく、確実にしっかり接続できるネジ式が基本でしょう。
そこでローコストアンプでのお勧めは オンキョーのTX−NA609 です。
この価格帯では圧倒的なコストパフォーマンスで、最新サラウンド規格に対応して既に5代目です。
7ch対応のスピーカー端子もしっかりしています。
TX−NA609のHDMI端子はver1.4aの最新版と、最新の3Dブルーディスクに完全対応している点も大きなポイントです。
加えてネットワーク機能を充実、ビデオのアップコンバージョンも3840×2160ピクセルまで可能です。
しっかりした作りに加えて最新機能を搭載、入門モデルながら長く使えるコストパフォーマンスを備えているところがオンキョーのTX−NA609を勧めるポイントなのです。
オンキョー TX−NA609 | |
特徴 TX-NA609は2010年度シェアNo.1モデルTX-SA608をリファイン ネットワークオーディオ機能を搭載(DLNA1.5準拠/Windows7対応) iPhone/iPod touchでAVセンターの基本操作が可能になる専用アプリOnkyo Remoteに対応 TI社バーブラウン製192kHz/24bit DACデバイス、32bit DSPデバイス PURE AUDIOモード、DIRECTモード 高音域が強調された映画音声を家庭での再生に合わせて補正するシネマフィルター機能(THX Select2 PlusのRe-EQを使用) 圧縮音楽ファイルをより高品位に再生するミュージックオプティマイザー バイアンプ接続対応、よりゆとりのある重低音再生を可能にした2系統サブウーファープリアウト端子 極太ケーブルやバナナプラグとの接続も可能なスピーカー出力端子 フロントスピーカーだけでサラウンド再生が可能なバーチャルサラウンド機能Theater-Dimensional 小音量時にサラウンド効果を高めるAudyssey Dynamic EQ 音声と映像のズレを補正するAVシンク機能 サブウーファー非使用時などダウンミックス再生時の音質劣化を防ぐノンスケーリング・コンフィグレーション TV番組途中のCM放送時などに生じる音量差を瞬時に自動感知して音量調整するAudyssey Dynamic Volume マルチバンド・イコライザー、7chプリアウト端子装備 |
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希望小売価格 | ¥84,000円 |
定格出力 (6オーム、20kHz-20kHz、THD0.08%以下) | 各チャンネル130W(1ch駆動時) |
全高調波歪率 | 0.08%(20Hz〜20kHz) |
周波数特性 | 5Hz〜100kHz(DSP bypass) |
SN比 | 106dB(LINE、IHF-A) |
スピーカー適応インピーダンス | 4〜16Ωまたは6〜16Ω |
コンポーネント映像周波数特性 | 5Hz〜100MHz |
消費電力/待機時消費電力 | 490W/0.1W |
最大外形寸法 | 幅43.5cm 高さ17.35cm 奥行32.8cm |
質量 | 11.0kg |
映像入/出力端子 | HDMI端子:6/1 D4端子:2/1 コンポーネント端子:2/1 コンポジット端子:5/2 VGA:1 |
音声入/出力端子 | アナログ:7/1 7chプリアウト:1、サブウーファープリアウト:2 光デジタル入力端子:2 同軸デジタル入力端子:2 |
スピーカー出力端子 | 7(バナナプラグ対応) |
その他の端子 | ユニバーサルポート(将来の拡張用):1 ヘッドホン端子:1 LAN端子:1 USB端子:1 RI端子:1 |
パワー違いの兄弟機
TX-NA809 TX-NA709 TX-NA579
2011年06月25日作成