BDレコーダーの仕様の読み方1

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BDレコーダーの仕様の読み方1 記録・再生可能ディスクと録画時間
HDD容量搭載されているハードディスクドライブの記憶容量でGB(ギガバイト)かTB(テラバイト)で表します。
1000GBが1TBとほぼ同じ容量となります。
容量が大きい程放送などの記録時間が長くなりますが、定期的にBDやDVDに整理・記録すれば容量の小ささは あまり問題になりません。
長期旅行など留守録で使用するケースが多い場合は、HDDの容量が大きい機器を選ぶか、記録の画質を若干落として録画することで対処しましょう。
録画時間(HDD)基本的にはHDD容量によって決まります。
チェックでは、DR(ダイレクトレコーディング)モードの地上波デジタル(HD)かBSデジタル放送(HD)の時間を参考にすると良いでしょう。
長時間記録用にLPモード(EPモードは画質が悪くなりすぎる可能性があります)のチェックも行ないましょう。
また、最新のBDレコーダーではAVC録画モードもあり、デジタル放送を高画質を保ったまま高圧縮できる機器も出ています。
AVCも圧縮率によって画質に悪影響が出てくるので、各モードを実際に利用する前に画質を確認しておきましょう。
録画時間(BD)BDレコーダーで放送を直接記録する場合、ハイビジョン放送をそのまま記録するDR録画か、最新の機能であるAVC録画(搭載機器でのみ利用可能)が利用できます。
通常書き換え可能なBD−REディスクにのみ、直接録画が出来ます。
片面1層ディスクに地上デジタル放送のDR記録で約3時間、BSデジタル放送のDR記録で約2時間10分録画でできます。
AVC録画はモードによって時間が変わりますが、高画質モードで4時間、長時間モードで8時間程度です。
片面2層ディスクでは倍の時間 録画ができます。
録画時間(DVD)放送をDVDには直接記録できない機器がほとんどです。
また、DVDへのAVC録画機能を持つ一部のレコーダーを除いて、ハイビジョンをそのままの画質で記録することは出来ず、水平解像度がDVDの規格である525本(有効480本程度)に変換されます。
片面1層の場合、XPモードで1時間記録、SP(標準)モードで2時間記録が標準です。
画質を重視する場合はSPモードまで、通常はLPモード(4時間程度の記録時間)が高画質の限界といえるでしょう。
記録可能ディスク(メディア) (8cmメディアの再生は出来ても、記録は出来ない機器がほとんどです)
BD−R1回だけ書き込みが出来る記録ディスクで、多くのBDデコーダーで記録できるディスクです。
記録層は片面1層と片面2層があり、記憶容量は1層当り25GB、地上デジタル放送を直接(DR)記録で3時間程度の映像を記録できます。
1層ディスクにしか対応していない機器もあるので、ディスク購入の際には注意が必要です。
BD−RE書き換え可能な記録ディスクで、全てのBDレコーダーで記録できるディスクです。
記録層は片面1層と片面2層があり、記憶容量は1層当り25GB、地上デジタル放送を直接(DR)記録で3時間程度の映像を記録できます。
1層ディスクにしか対応していない機器も一部に残っているので、ディスク購入の際には注意が必要です。
また、カートリッジに入ったディスクには記録できない機器がほとんどで、再生にも制限が有る場合があります。
DVD−R1回だけ書き込みが出来る記録ディスクで、多くのBDレコーダーで記録できるディスクです。
番組を記録する場合はCPRM対応のディスクでないと記録できない場合があります。
記録層は片面1層で、記憶容量は4.7GB、標準モードで2時間程度の映像を記録できます。
一部の機器ではAVC録画でハイビジョン映像を記録できますが、他の未対応機器では再生できない点には注意が必要です。
DVD-RW書き換え可能な記録ディスクで、多くのBDレコーダーで記録できるディスクです。
番組を記録する場合はCPRM対応のディスクでないと記録できない場合があります。
記録層は片面1層で、記憶容量は4.7GB、標準モードで2時間程度の映像を記録できます。
一部の機器ではAVC録画でハイビジョン映像を記録できますが、他の未対応機器では再生できない点には注意が必要です。
DVD−R DL1回だけ書き込みが出来る記録ディスクで、多くのBDレコーダーで記録できるディスクです。
番組を記録する場合はCPRM対応のディスクでないと記録できない場合があります。
記録層は片面2層で、記憶容量は8.5GB、標準モードで3時間35分程度の映像を記録できますから、長時間映画を高画質で記録する際に便利です。
一部の機器ではAVC録画でハイビジョン映像を記録できますが、他の機器では再生できない点には注意が必要です。
DVD-RAM書き換え可能な記録ディスクで、一部のBDレコーダーで記録できるディスクです。
番組を記録する場合はCPRM対応のディスクでないと記録できない場合があります。
カートリッジに入ったディスクもありますが、カートリッジから取り出して使用します。
記録層は片面だけ記録できるディスクと両面に記録できるディスクがあり、片面あたりの記憶容量は4.7GBです。
片面当り、標準モードで2時間程度の映像を記録できます。
両面をディスクの反転なしに記録や再生できる機器はほとんどありません。
一部の機器ではAVC録画でハイビジョン映像を記録できますが、他の機器では再生できない点には注意が必要です。
DVD+R1回だけ書き込みが出来る記録ディスクで、一部のBDレコーダーで記録できるディスクです。
番組によっては記録できない場合があります。
記録層は片面1層で、記憶容量は4.7GB、標準モードで2時間程度の映像を記録できます。
DVD+RW書き換え可能な記録ディスクで、一部のBDレコーダーで記録できるディスクです。
番組によっては記録できない場合があります。
記録層は片面1層で、記憶容量は4.7GB、標準モードで2時間程度の映像を記録できます。
DVD+R DL1回だけ書き込みが出来る記録ディスクで、一部のBDレコーダーで記録できるディスクです。
番組によっては記録できない場合があります。
記録層は片面2層で、記憶容量は8.5GB、標準モードで3時間35分程度の映像を記録できます。
                記録はできなくても、全てのディスクを再生可能な機器は多いようです。
再生可能ディスク(メディア) (8cmメディアも再生出来る機器がほとんどです)
BD-VIDEO市販のブルーレイディスクソフトのほとんどが、この方式で、全ての機器で再生できます。
ただ、最新のサラウンドについては、機器によっては再生できない場合もあります。
(しかし、旧来のサラウンド方式による音声も同時記録されているので、普通の再生には問題ありません)
DVDビデオ
(DVD VIDEO)
市販のDVDソフトのほとんどがこの方式です。
ほとんどのBDレコーダーで再生できます。
CD−DA音楽CDのことで、ほとんどの機器で再生できます。
デュアルディスクDVD規格の面とCD規格の面を2層で分けたディスクです。
正式な規格ではないので、CD部分の再生を保証していない機器がほとんどです。
CD−R、CD−RW記録可能なディスクにCD-DAやビデオCDやデータCDなどの規格で記録したものの再生機能です。
再生専用ディスクで再生出来る規格は再生できるようで、データCDのJPEG(デジカメの画像など)も再生できる機器が多いようです。

BDレコーダーの仕様の読み方2 チューナーと高画質関係
                                                     2009年2月19日更新

    

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