プロジェクター機器の中で、私が気になる製品を紹介します。
中級の3Dプロジェクターとしては、ソニーのVPL−HW30ES がお勧めです。
3Dのフルスペックハイビジョン対応で、上級機譲りの高画質回路を搭載しつつ、コストパフォーマンスが高いところが大きなポイントです。
液晶デバイスは最新で3D対応、さらに明るさを確保する設計で3D視聴時にも十分な明るさを確保しています。
元々反応の早い液晶パネルに加え、光源の考量を調整することで、3Dの映像に磨きをかけているところが特徴なのです。
もちろん映像回路にはソニーの最新技術を投入、光学系も手動ながら上級機同等の品質を備えているのです。
ソニーのVPL−HW30ESは、ピクチャーモードの豊富さもポイントです。
2D、3Dそれぞれに適したモードを備えるので、映像に最適なモードで楽しむことが出来ます。
動作音は若干大きめですが、中級機としては標準的で、大きな問題にはならないでしょう。
ソニーのVPL−HW30ESは、上級機譲りの高画質機能を備えた、コストパフォーマンスの高さが大きなポイントです。
3Dを見るには別売のメガネと3Dシンクロトランスミッターが必要ですが、これは他社も同様です。
レンズが手動など便利な機能を省略した反面、画質の面ではこだわりが強い、お買い得なプロジェクターなのです。
ソニーのVPL−HW30ES | |
特徴 240Hzパネル駆動の新SXRD技術に加え、高精度なランプ制御技術を採用 映像のライティングスピードを2倍に向上、左目用、右目用の映像が混ざらない状態で3Dメガネのシャッターを開けることで3D特有のクロストーク現象を極限まで低減 ソニー独自のランプ制御技術を採用、映像を書き替えているときはランプ出力を抑え、書き替えが完了したとき(3Dメガネのシャッターオープン時)にランプ出力を高めることで、明るくくっきりとした3D映像を再現 セットコントラスト比70,000:1を実現した120Hzハイフレームレート対応フルHDパネルを搭載 2.0msec(ミリ秒)高速応答速度を達成 余裕のある光量を確保、高い色表現力と高輝度を実現する200Wの新高圧水銀ランプを採用 映像に適した「9種類のピクチャーモード」を搭載 アドバンストアイリス3を含む高コントラスト化技術と光学ユニット技術の一部を上位機種から踏襲 1.6倍手動ズーム搭載の大口径レンズARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズや、プロジェクター用に開発した高画質回路も採用 レンズとフィルターを一体化した新3Dメガネ(別売) |
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希望小売価格 | オープン価格 |
投影方式 | 3SXRDパネル・1レンズ三原色液晶シャッター方式 |
パネル | ソニー製0.61型SXRD、6,220,800画素(2,073,600×3)(ハイフレ-ムレ-ト対応) |
レンズ | 1.6倍ズームレンズ(手動)f18.7-29.7mm/F2.54-3.00 |
光源 | 200W 高圧水銀ランプ |
光出力 | 1,300ル-メン |
コントラスト比 | ダイナミックコントラスト 70,000:1 |
対応ビデオ信号 | 15kHzRGB/コンポーネント50/60Hz プログレッシブコンポーネント50/60Hz 480/60i、576/50i、480/60p、576/50p、720/60p、720/50p、1080/60i、1080/50i 1080/24PsF(48i)、1080/60p(HDMI入力のみ)、1080/50p(HDMI入力のみ)、1080/24p(HDMI入力のみ) |
対応コンピューター信号 | fH:19kHz-72kHz、fV:48-92kHz 最高解像度1,920×1,080(HDMI入力のみ) |
入力端子 | HDMI端子:2(CEC、ブラビアリンク対応) コンポーネント入力端子:1(Y CB/PB CR/PR) PC端子:1(HD D-sub15ピン) |
消費電力/待機時消費電力 | 最大300W/スタンバイモード時約8・エコモード時(低)0.5W |
外形寸法 | 幅40.74cm 高さ17.92cm 奥行46.39cm |
質量 | 約10.0kg |
駆動音 | 約22dB |
2011年06月24日作成