マランツ MARANTZ編

--オーディオビジュアル機器メーカーの特徴  やさしいホームシアターづくり--

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オーディオビジュアル機器メーカーの特徴    やさしいホームシアターづくり


オーディオビジュアル総合メーカー マランツ MARANTZ を紹介しましょう。

マランツは、アンプやDVDプレーヤーからプロジェクターまで、製品の種類は少ないものの幅広いジャンルの製品を作っています。
アンプでは高級ブランドのイメージがあるのですが、ホームシアター機器は中級機が中心のラインアップとなっています。

マランツはイメージと異なり、プロジェクターも発売しています。
DLP方式のハイエンドプロジェクターが1機種です。
マニュアルズームなど、日本のハイエンド製品らしからぬ堅実な作りに好感が持てます。
ただ、プロジェクター作りの経験が少ない点が弱点とも言えそうです。

マランツのアンプは、セパレートアンプから準入門機まで5機種ラインナップしています。
価格帯はセパレートも含めて中級機が中心で、最新のサラウンド方式対応とHDMI Ver1.3a端子装備と、現代に要求されるホームシアター方式にもしっかり対応しています。
特にアンプ部分の上質な作りが、他のメーカーより優れるところといえます。

マランツのBDプレーヤーは上級機が1機種で、DVDプレーヤーはすっきり無くなりました。
上級機らしいしっかりしたこだわりの作りがポイントで、他のメーカーの上級機に比べると映像面では一歩譲るものの、音質面では有利な部分もありそうです。
SDメモリーカードが使える点も面白いところです。

他にもマランツは、シネマリウムと呼ばれるフロントサラウンドシステムを発売しています。
他のメーカーの製品に比べると、サラウンド効果は少ないものの、音質の面では有利ともいえそうなつくりです。


マランツのホームシアター製品は、オーディオ部分の伝統的にしっかりした上質なつくりと、ビジュアル部分の意外なハイクオリティー仕様が特徴といえます。
元々経験が浅いプロジェクターやフロントサラウンドシステムなども製品化しているところが、マランツがホームシアターに本気で取り組んでいるという姿勢がうかがえるともいえるでしょう。

その反面、製品の層の薄さは否めませんが、各価格帯でハイレベルな製品が揃っているので、安心して選べます。
発売時期によって、映像面でのばらつきがありそうなので、できるだけ新しい製品から選ぶことが大切になるでしょう。

                       マランツ

                                                     2009年02月15日更新

    

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