ビクター VICTOR 編

--オーディオビジュアル機器メーカーの特徴  やさしいホームシアターづくり--

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オーディオビジュアル機器メーカーの特徴    やさしいホームシアターづくり


オーディオビジュアル総合メーカー ビクター VICTOR を紹介しましょう。
映像関係から音響関係まで、オーディオビジュアルに関する幅広い製品を発売しています。

ビクターは、液晶テレビでは現在流行している倍速表示の火付け役となったほど、高い技術を持っています。
とはいえ、既に生産終了。
プロジェクションテレビについても、液晶デバイスD-ILAの高画質に加えて、得意の高画質回路(ただし倍速技術は未使用)搭載で、高い画質を実現しています。
サイズは多少大きいものの、そのサイズの大きさを利用したスピーカーの音の良さもテレビ視聴時には利点といえるでしょう。
しかし、プロジェクションテレビも生産が終了しています。

ビクターのプロジェクターは、高級機からハイエンドまでラインナップしています。
最新の液晶デバイスD-ILAやWire Grid光学エンジンなどによって、素コントラストの高さが特徴です。
もちろん高画質化技術も高いレベルで搭載しています。
プロジェクターについてはハイエンド機器が中心なので、中級機の製品を期待したいところです。

アンプについては、ビクターは最近 新製品を発売していません。
現在のアンプに要求されるレベルの製品が存在しないので、他社の製品から選ばざるおえません。

BDレコーダーを1機種発売していますが、ビクターらしさは見られず、中途半端な製品となっているようです。
DVDレコーダーは古い製品なので、選択肢には入らないようです。

ビクターのスピーカーは、入門機から中級機までラインナップしています。
オブリコーンと呼ばれる偏芯したユニットで共振を排除、純金プレーティングの振動板を採用、パルプシート仕上のキャビネットなど、こだわりの作りが目立ちます。
ウッドコーンやウッドドームに無垢材のキャビネットを組み合わせた、本物の木を利用したスピーカーも作っています。
ビクター伝統の自然素材を上手く活用したスピーカー作りが最大の特徴といえるでしょう、


ビクターは映像機器、特にテレビ分野から撤退した為に、プロジェクターとスピーカーに強いメーカーとなりました。
特にハイエンドのプロジェクターとしては、確固たる地位を築いています。

スピーカーも個性がある自然素材を利用した作りが特徴で、他のメーカとは一味違う音が魅力といえます。
全般的にハイクオリティーといえますが、価格帯に得意・不得意がある点が、実際に選ぶ際にはネックになるかもしれません。

ビクターは、製品のジャンルは少なくなってしまったものの、残っている製品はハイレベルをキープしているのが良いところといえます。


メーカーサイト ビクター

                                                     2009年02月15日更新

    

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