ホームシアター機器として必要なものは、アンプ・スピーカー・プレーヤー・ディスプレイ(プロジェクター)の4つが基本となります。
予算が100万円となると、プロジェクターで大画面が基本です。
スピーカーは5.1chサラウンドで、全体的にバランスの良いホームシアター機器を選ぶことがポイントになります。
バランスの良い機器を選ぶには、まずコストパフォーマンスの高いプロジェクター選びがポイントです。
その残りの予算を生かして、アンプ・スピーカー・プレーヤーにバランスよくコストを配分してまとめましょう。
まずプロジェクター選びです。
プロジェクターとしては、フルスペックハイビジョンの解像度は必須でしょう。
画質面でも操作性でも、バランスの良い製品を選ぶことがポイントです。
そこで三菱のLVP−HC7000がお勧めです。
液晶デバイスは普通ですが、倍速などを使わない素性の良さがポイントのプロジェクターなのです。
光学系はしっかりした作りで、騒音の小ささも特筆ものです。
デザインもなかなか凝ったもので、リビングに置いても違和感がありません。
スクリーンは、フロアタイプの方が設置が楽になります。
バランスの良いサイズで、そこそこのクオリティーが欲しいところです。
そこでキクチ科学研究所のSD−100HDWAを選びましょう。
フロア型の100インチスクリーンと程々の大きさで、上質なマット仕上げなので落ち着いた画像が楽しめます。
次はプレーヤー選びです。
さすがにプロジェクターにあわせるとなると、しっかりした作りのプレーヤーが欲しくなります。
そこで上級プレーヤーの高画質技術を取り込んだしっかりした作りのパイオニアのBDP−LX71が、予算とクオリティーのバランスからぴったりです。
アンプは、最新サラウンドが再生可能なアンプの中で、しっかりした作りの製品を選びます。
パイオニアのSC−LX71は、しっかりしたこだわりの作りがポイントのアンプです。
上級機のいいとこ取りで、7ch同時出力で90W(630W!)を実現しているところも驚きのアンプなのです。
もちろん最新サラウンドに対応しているので、ブルーレイソフトをフルに楽しめます。
デザイン面でも性能面でも、プレーヤーと同じメーカーなのでぴったりです。
スピーカーは、5.1chで大きさよりも質を高めることを重視します。
フォステクスのGX−100は、ユニット専門メーカーらしい、こだわりのユニットがポイントです。
スピード感のある音が特徴で、コンパクトなので、スクリーンの下にも置けます。
5つのチャンネルすべてを同じスピーカーでそろえましょう。
サブウーファーはスピード感のあるヤマハのNS−SW700でバランスをとります。
以上で100万円以内にきっちり収まります。
予算に余裕があればスピーカーを2つ追加して、7.1chにすることもお勧めです。
100万円で選ぶホームシアター機器 | ||
プロジェクター | 三菱のLVP−HC7000 | ¥319,800円 |
スクリーン | キクチ科学研究所のSD−100HDWA | ¥119,368円 |
プレーヤー | パイオニアのBDP−LX71 | ¥79,800円 |
アンプ | パイオニアのSC−LX71 | ¥210,894円 |
スピーカー | フォステクスのGX−100 | ¥42,399円×5台 |
サブウーファー | ヤマハのNS−SW700 | ¥57,500円 |
ちょっと詳しく各機種を紹介しています。
100万円で選ぶホームシアター機器 各機種の紹介
2009年06月27日作成