プロジェクターの仕様の読み方2

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カタログ仕様の見方    やさしいホームシアターづくり


プロジェクターの仕様の読み方2 入力や寸法関係
HDMI端子デジタルにより映像と音声をケーブル1本で転送する端子です。
現在主流になる端子なので、2系統くらい欲しいところです。
現在Ver1.3aが最新ですが、基本的にプロジェクターの性能に応じた端子を装備している(はず)ので、Verにこだわる必要はないでしょう。
D端子光の三原色である赤・青・緑をそのまま伝達する接続端子のことでケーブルは1本にまとめられています。
D1からD5まで規格化されており、ハイビジョン放送を転送するにはD3端子以上が必要になります。
通常はD4端子やD5端子を装備していますから、十分といえるでしょう。
AV入力 ビデオ入力
(コンポジット端子)
最も普及している映像端子で、1本のケーブルで映像を転送します。
音声にも使われるRCA端子を使用しています。
S映像入力映像の明るさと色分離した状態で転送する接続方式です。
S2端子は16:9映像などに対応した拡張規格で、現在の液晶テレビのS端子は ほとんどがS2規格対応となっています。
コンポーネント入力輝度と色差成分分解したY・Pb・Prの3系統の信号を別々に転送する接続方式で、RCAピン端子を使って信号を伝えます。
少し前までプロジェクターの接続方式の中で最もクオリティーが高く主流となっていましたが、現在はHDMI端子が主流に変わっています。
その他PC入力など、機器によって色々な端子があります。
始めに接続したい機器を想定して、その機器が接続できることを確認しましょう。
ファンノイズ・騒音冷却ファンなど騒音の大きさをdBという単位で表します。
この数値が低い方が騒音が少ないことになります。
視聴場所に近いところにプロジェクターを設置する場合は、特に重要なポイントになります。
外形寸法幅と奥行と高さが表記されています。
奥行が意外に大きい場合が多いので、設置場所には注意が必要です。
質量本体の重さをkgで表します。
天井吊り下げ設置の場合、取り付け部分が機器の重さを支えることが出来ることを確認する必要があります。
消費電力時間当たりに消費する電力をワット(W)で表します。(ちなみに6畳用の照明が60W程度です)
少ない方が有利ですが、画面の明るさを調整することでも変化します。
高級になるほど消費電力は大きくなる傾向があります。
待機時消費電力リモコンで電源を切って、本体の電源が入っている状態での消費電力のことです。
節電の為には少ない方が有利ですが、現在のプロジェクターの待機電力はかなり小さくなっているので、あまり気にする必要はありません。
ランプ寿命ランプの寿命は数千時間なので、定期的なランプの交換が必要になります。

最近では、スピーカーが付いたプロジェクターも多くなっていますが、あくまでテレビ用でしょう。
ホームシアターとしては画面と音声の場所が一致することが基本なので、プロジェクター付属の音声関係の仕様は考慮しません。

プロジェクターの仕様の読み方1 映像関係
                                                     2009年2月19日更新

    

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