各種レコーダーの特徴と機器選び
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2007年6月4日更新  


レコーダーの場合、プレーヤーの3種類のディスクに加えてHDD(ハードディスクドライブ)による記録が加わります。

まず、HDDレコーダーを見てみましょう。
ほとんどのHDDレコーダーにはDVDレコーダーが付いています。
地上デジタル対応のHDDレコーダーは、ハイビジョン映像をそのまま記録できます。

ハイビジョンの映像を見る場合、ディスプレイ(テレビ)との接続は、HDMI端子かD4端子で行います。
HDMI端子があっても、フルスペックハイビジョン出力に対応していないHDDレコーダーもありますから、フルスペックハイビジョンでの使用を重視する場合には、機器を選ぶ際に注意が必要となります。

また、同時に2つの番組を記録できるダブルチューナーを内蔵したモデルもあります。
ドラマの裏番組も録画する場合や家族同士で違う番組を録画したい場合など、複数の番組を留守録する必要がある場合には便利です。

ハードディスクの容量が、そのまま記録時間に影響します。
ハイビジョン放送を記録する場合、ハードディスクの容量の消費が激しいので記録時間が短くなります。
ハードディスクの差し替えは、ごく一部の機器を除いて出来ません。
留守録や裏番組録画などで録画機能をよく利用する場合は、ダブルチューナー内蔵で、出来るだけ容量が大きいハードディスクを搭載したモデルを選ぶべきです。

また、見終わって必要がない映像は早めに消去し、必要な映像は早めにDVDなどに記録しておきましょう。
出来るだけハードディスクの残容量を残しておかないと、必要なときにHDDの容量が足りなくなってしまうこともあります。

ただし、DVDにはハイビジョンの解像度では記録できません。
ハイビジョン放送を記録する場合は、多少映像が劣化する点は考慮しておきましょう。
DVDプレイヤー同様ハイビジョン並みにアップコンバート出来る機器もありますが、あくまでも作り出した解像度なので劣化しない訳ではありません。

ハイビジョン放送をそのままのデータで録画したい場合には、HD DVDかBDレコーダーもしくは、HDD部分が差し替え出来る機種が必要になります。
この中で、HDD部分を差し替えるタイプは、メーカーによって形状が異なる場合が多いので、汎用性に乏しいという欠点があります。

単体のDVDレコーダーは、現在ではほとんど製品がありません。
DVDでの保存を中心に考える場合でもHDD、HD DVD、BD各レコーダーのDVD録画機能を使用することになります。
HDDレコーダーで容量の少ないタイプを選ぶのが現実的でしょう。
一旦、HDDに記録して、必要な部分だけをDVDに保存すれば、より見やすく利用しやすいコレクションになります。

記録型DVDには、1層タイプのDVD−R、DVD−RW、DVD+RW、DVD−RAMがあり、さらに2層タイプのDVD−R DL、DVD+R DLがあります。
一番手軽で汎用性が高いのはDVD−Rですが、一度しか記録できません。

繰り返し記録できるのはDVD−RW、DVD+RW、DVD−RAMですが、機種によって記録・再生できる種類が異なり、最も汎用性が高いのはDVD−RWです。
2層タイプは、ディスク1枚あたりの価格が高いので、特に必要が無い限り使用する機会は少なそうです。

ですから、DVDに記録する際に使用するディスクは、汎用性と将来的に機器を交換する点を考慮するとDVD−RとDVD−RWを使用した方がいいでしょう。
また、この記録に使用するディスクは、録画用と明記してあるタイプでないと使用できません。
パソコンで使用するデータ用ディスクと間違いやすいので、ディスク購入の際には注意しましょう。

また、コピーワンス番組を録画した場合、CPRM対応のディスクにムーブ(移動)することしか出来ません。(コピーは不可です)
CPRM非対応のディスクには記録できない番組も多いので、ディスクを購入する場合にはCPRM対応のディスクを購入した方がいいでしょう。




HD DVDレコーダーは、HDD内臓型の機器がほとんどですから、HDDレコーダーのDVD部分をHD DVDに置き換えた形となります。
HD DVDの仕様等はプレイヤーと同様となります。
接続もHIMD端子とD4端子装備が一般的なので、フルスペックハイビジョン再生ではHDMI端子での接続が必要です。

使用できるディスクは1層タイプのHD DVD−Rと2層タイプのHD DVD−R DLで、現状では1度限りの記録がしか出来ないタイプのみとなっています。
BDに対するディスク容量の少なさを2層化でカバーしているようです。
名称がDVDと紛らわしいので、ディスク購入の際には注意が必要でしょう。




BD(ブルーレイディスク、Blu−rayDisc)も、HDD内臓型の機器がほとんどですから、HDDレコーダーのDVD部分をBDに置き換えた形となります。
仕様もBDプレイヤーの項と同様で、ディスプレイとの接続についてもHDMI端子が有利な点も同様です。

使用できるディスクは、1度だけ記録できるBD−Rと書き換えできるBD−REがあり、書き換え型のBD−REにはケースに入ったタイプとディスクのみのタイプがあります。
現在発売されているBDレコーダーはケース入りも使用できる機種が多いのですが、ケース入りが使えない機種もありますし、将来的にはケース入りが使えない機種が増えることが予想されます。
ですから、将来性や汎用性を考えるとケースなしのディスクを使用するべきでしょう。




現在、各種レコーダーはHDD装備が標準となっていますが、HDDへの記録は留守録など短期的な保存が主になります。
長期保存の為には、やはりDVDなどに記録する必要があります。

DVDとHD DVDやBDの決定的な違いはハイビジョン放送の再現性です。
逆に、DVDでも十分な再現性があると感じる場合は安価なDVDでも十分と言えます。

ここで、記録したディスクの保存ですが、DVD−Rなど1度しか記録できないタイプのディスクは日光に弱いという点に注意が必要です。
直射日光が当たるところに記録したディスクの記録面を表にして置いておくと、1週間ほどで再生できなくなることもあります。
ですから長期保存する1度しか記録できないタイプのディスクは、日光が当たらない暗いところに保存することが大切です。

また、HD DVDやBDは、まだ発展途上なので、使用できるディスクの種類が増えたりすることも考えられます。
予算に余裕がある場合は別として、無理にBDやHD DVDの機器を購入するより、近い将来、規格が安定しソフトが増えるのを待ってから最新の機器を購入することも賢い選択と言えそうです。


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